こんな方にオススメの記事です
- 大人になってからも勉強が大事と思っている方。
- 何から勉強を始めようか悩んでいる方。
- 人に勉強をススメたいので、ススメ方の参考が欲しい人。
- 読了目安:8分
社会人になってからの勉強って、ほんとにメリットのかたまりですよね。
学校と違って興味がないものを勉強させられるわけではなく、仕事だったり趣味だったり自分の作業に直接、しかもすぐに良い影響が出るのも嬉しいところ。
この記事の読者さんは勉強したいけど「何から勉強しようかな?」と悩んでる方が多いと思います。
そこで、今回は「勉強するならコレからがオススメです!」というもの紹介します。
・20年以上の社会人経験アリ。
・管理職、新人教育の経験も豊富。
結論から先にお伝えすると「問題点がそもそも何か?」を考えるクセをつけて、勉強することや改善点を的確なものにできる力をつける学習がオススメです。
ポイント
それでは、これからメリットや「問題のそもそも論を考える大切さ(ここから先は、イシュードリブンと表記)」を深掘りしていきますね。
イシュードリブンってそもそも何?
イシュードリブンとはをひとことで答えると、問題点や改善点とゴールをまず明確にして作業をするです考え方のことです。
「論理的思考」とか「クリティカルシンキング」などと一緒に紹介されることも多いので、ご存じな方も多いかと思います。
ところでみなさんは、何かしら達成したいことや問題などがあって勉強したいと考えていると思いますが「根本的に何を改善(達成)したいと考えて行動するのか?」という問題点は明確でしょうか。
そして、その問題点だと思っていることは、優先度や重要度の高い問題だと切り分けができていますか?
ポイント
僕もこういった勉強をするまでは、あやふやなところがあって時間の使い方がもったいなかったな~と今さらながら思うこともあります。
具体例でいうと、
【問題】
・仕事が業務時間内に終わらず、残業が多いので早く終わらせたい。
これも問題点は人それぞれだし会社それぞれだと思うのですが、イシュードリブン的に確認したいポイントはたくさんあります。
・なぜ残業を減らし早く終わらせたいのか?
・なぜ仕事が業務時間内に終わらないのか?
>自分起因?
>周りの人起因?
>仕事の量が多すぎる?
>会社のPCのスペックが低すぎる?
・残業が減って給料は困らないのか?
ザックリと考えても、これくらいは問題点を掘り下げることができそうですよね。
・なぜ残業を減らしたいのか?
たとえば、こう考えた根本の原因が「家族との時間を増やしたいから」であれば、仕事以外のプライベートの時間を効率化することで時間を作れるかもしれません。
勉強して頑張って残業を減らしても、給料が減って生活が苦しくなってしまっては本末転倒な感じですよね....。
今回の例では、優先順位は「家族との幸せな時間」になります。
問題点という言葉を少し変えて「自分が勉強して実現したいこと、欲しい対価は何か?」を明確に言語化することがまずは大事そうだと理解していやすいと思います。
【まとめ】
・「問題点の解決=真の自分がしたいこと」になっているか?くらいで
考えてみてほしいです。
・優先順位もしっかり考えてみましょう。
なぜオススメか?イシュードリブンのメリット
なぜイシュードリブン的な思考方法を身につけることがメリットにつながるか?というと、率直に言って「効率よく努力ができるから」なんです。
逆に勉強しなかったデメリットとして上の例でも書いたように、イシュードリブン的な思考を持っていないと、家族と幸せに過ごす時間を作ろうとして頑張ったのに結果的に「勉強して結果も出したのに苦労する」という状態になりかねません。
実際の生活では上記のような問題だけでなく、いろんな問題や改善したいことがたくさんあると思います。
例えば大きな買い物の代表としてクルマや家を買うときも「なぜその車が必要なのか?」「そもそも車が本当に必要な状態なのか?」と問題自体を深掘りすることで正しい回答が出てくることも多々あるものなのです。
ポイント
自戒も込めてになりますが、管理職として業務改善にあたるときに、改善が必要なメンバーや業務においてここ(正しい問題の定義)ができてないことが多く見られ、そういうときは改善がうまくいかなかったり、時間や費用が多くかかったりも見られました。
注意ポイント
ですが、実生活においては意外に問題自体が出題ミスになっていても「問題点はこうで、解決するにはコレが必要なんだ!」となっていることが実はいっぱいあるものなのです。
【問題点】
朝寝坊して遅刻が多く、クビにならないために改善したい。
>まず早寝で解決できそうだが、早寝できない。
できない原因:夜にリアルタイムで見たい好きなテレビがあって
どうしても夜更かししたい。
解決策:出勤時間を遅めにしてもらえないか?と会社に交渉してみる。
こんな感じで、問題点をしっかり掘り下げることができていたら、そもそもの生活習慣を変える努力をしなくても結果的に問題解決となり、むしろみんな幸せなパターンもありえちゃいます。
このように「問題点を掘り下げて、正しく理解する」ということを考え方のベースにもっておくと、これからの人生の時間を有意義に過ごせるようになると期待できることが、最優先でイシュードリブン思考の勉強をするメリットといえそうですね。
【まとめ】
・問題点の明確化をできるようになるのが早ければ早いほど
時間を効率化して使えるようになるのでオススメです。
・イシュードリブンを勉強しないデメリットは、努力がマイナスに
なってしまう可能性もあることです。
まとめ
今回は、イシュードリブンについてザックリと説明させてもらいました。
この考え方は、いろんな本で紹介されていたりして参考にできるものがたくさんあります。
「勉強のための勉強」という感じで少しまどろっこしいかもしれません。
また、最初は「問題点があったらサッサと行動して改善したほうが早いじゃん!」という気持ちになるのも分かりますが、繰り返し実践して問題点をしっかり考えて行動することで、結果的に早く、しかも質が高く解決できることが増えてくる実感を得られてくると思います。
これらは全ての勉強や仕事、プライベートにも大きく活かせる内容なうえ、知ってる人と知らない人に大きく差がつくことでもあるので、最初の勉強のオススメとして「イシュードリブン」を紹介しました。
いろんな勉強をすることでみなさんの今後の人生が豊かになるよう祈っております。