こんな方にオススメの記事です
- 光回線なのにインターネットが重く感じるので理由が知りたい。
- 朝からお昼過ぎは快適なのに、夜になると下りの速度が全然でない。
- 体感的に最近は特にそう思う人。
- そこら辺をザックリと説明してほしい人。
- 読了目安:8分
インターネットを契約してるのに速度がしっかり出ないと、動画もカクカクしちゃったり仕事で使うWebサービスが快適に利用できなかったりとストレスがたまっちゃいますよね。
今回は、そんなお悩みの原因や解決策のお手伝いになる内容です。
・今まで20年以上パソコンを使ってきており、ITヘルプデスクでの管理職経験アリ。
・もちろんインターネットが大好きで、毎日必須で使っています。
身近なところでも「ポケットWi-fiも遅くてどうしようもない...」とか「何が原因か分からないから、教えてほしい」といった質問を多数もらったので、みなさんに共有していきますね。
インターネットが遅い原因|自宅側の問題
ここ数か月ほど、僕も自宅のネットの速度が朝は100Mbps出るのですが、夕方から夜にかけて下りが2Mbps(かなり遅い数字です...)しか出なくて困り果てておりました。
ただ、インターネット回線やプロバイダのサポートの電話を頼ろうと思っても、30分以上待つことになったりすること多々あります。
そこで、まずは「自宅のネット環境のどういった点を見直していったか?」を説明していきますね。
注意ポイント
【自宅側の確認ポイント】
1、パソコンやスマホなど、どの端末でネットを利用しても遅いのか?
2、無線(Wi-fi)、有線(有線LAN)で速度は変わるか?
3、セキュリティソフトのオンオフなどソフトの設定で変わるか?
4、模様替えなどでWi-fiルーターの周りを物でふさいでないか?
5、時間帯によって変わるか?をしっかりチェックしてみる。
6、ルーターなどの再起動はおこなったか?
順番は、みなさんが試せそうなものだったり心配が少ないものから試してみることをお勧めします。
自宅側の確認ポイントで大事な考え方は「他の物で試して変化があるか?」って感じです。
パソコン > スマホ、他のパソコン
夜のネット速度 > 夜のネット速度
無線 > 有線
など「他のもので試す意識」で自宅に問題がないかチェックしてみましょう。
そうすることで原因に近づけることにもつながり、時間的に早い解決になることも多いし無駄な出費も抑えられることにもつながります。
もし設定が飛んでしまっても再設定ができる方はでまだ試してなければ、ルーターやモデム、ONUなどの再起動を最初にやっておくと改善する可能性があるのでオススメできます。
【まとめ】
・できる限りで大丈夫なので、今と違うもの(違う状態)で試して速度に変化があるか
試してみましょう。
・ネットにつながらなくなる可能性があるので、最新の注意を払って作業を意識し、
もし心配な場合はプロバイダや詳しい知人に相談してみましょう。
インターネットが遅い原因|回線側の問題
インターネットの速度不具合に関しては、自宅側だけとか回線側だけなど原因がひとつでない場合が多く、それらが複雑に絡み合っていることの方が多い印象です。
ぶっちゃけ回線の問題というか、契約の話もあるので併せて紹介していきます。
回線側の問題として、細かくお伝えするとボリュームがかなり大きくなるので今回はザックリと説明させてもらいますね。
【回線側(契約)の問題】
1、利用者が多くなると、みんなで回線を利用するので遅くなりがち。
2、光の通信にも種類があるので、どの種類の契約か?を把握する必要がある。
>IPV4、IPV6、ケーブルテレビなど。
3、住まいのどこまで光回線が来ているか?
4、プロバイダや通信業者によって速度が違う可能性がある。
5、回線が故障していたりトラブルの可能性もまれにある。
こういったことが考えられます。
ここから少し難しい言葉が解説で出てきますが、無駄な出費を抑えたりにつながる有益な情報をなるべく簡単に説明しますので最後まで読んでもらえたらと思います。
話を戻しまして、そもそもでインターネットの仕組みが「通信可能な情報量を利用者みんなで分け合う」という考え方なので、夕方以降に学校や仕事が終わった方々が一斉に利用し始めると、ネットワーク環境に負荷がかかって遅くなってしまいます。
ポイント
この場合はプロバイダに相談して速度が低い契約だった場合は、少し上のプランに変更したり、IPV6が使えるように契約を変更する必要が出てくるかもしれません。
このIPV6というのが少し難しく感じるところがあるんですが、要点を伝えると「IPV6という通信方式だと、新しい通信方法で早いネット速度が出る方法が使える」と考えてください。
ポイント
各種プロバイダーなどのページでも、速度がどれくらい違うか?という理論値で10倍くらい違う速度の表示もされていたりします。
ただ、やっぱりその分オプションサービスの追加で料金が発生したり、今使っているルーターがIPV6に非対応だと壊れてなくても買い替える必要が出てきたりするので、出費が出てくる可能性もありますが魅力的な速度には違いありません。
そして次に、マンションやアパートによっては「回線がどこまで光回線なのか?」を確認する必要も出てきます。
自室まで光回線が来ていればいいのですが、マンションの入り口までが光回線でそこからは電話線を利用する方式などもあるため、場合によっては引っ越すしか手が打てない場合もあります...。
また回線の業者やプロバイダによっても速度に差が出てくることもあります。
やはり加入者とその業者が確保しているネットワーク回線の量のバランスで速度が決まってくるためなのですが、地域によっても差が出たりするので友人や複数の家電量販店に相談してみるのもひとつの手かと思います。
【まとめ】
・原因が複数ある場合が多いので、ひとつずつ検討してみる。
・ルーターの買い替えや、引っ越しなどの追加費用が出る場合がある。
インターネットが遅い原因|最近の環境起因
インターネットの速度が遅い、急に遅くなったなどのつぶやきもここ数か月で急激に増えてきました。
理由としては、やはりリモートワークを多くの企業が取り入れてきたことや、学生が家にいる時間が増えたことでネットワーク全体の処理能力を超えていることが考えられます。
ポケットWi-fiの電波も多くの人が利用すると速度が低下するのは仕組み的に一緒ですし、最新の機種などは品切れが続き手に入りずらい状態も長引いているようです。
どうしても早期改善をしたいとお困りの方は、レンタルでポケットWi-Fiを試してみるのが後悔する可能性も低くコスパがよいかもしれません。
ここまで劇的な利用者の増加はインフラ側の方も想像が難しかっただそうし、気づいてもすぐに整備できるものではないと思う部分もあります。
ただ、この状況を改善するために通信業者やプロバイダも頑張ってくれているのは間違いないので、良くなっていくように応援していきたいところですね。
【まとめ】
・自宅での利用者が増えたため、どうしても速度が遅くなってしまいがちな状態。
・ネットワーク業者の回線強化を応援しながら見守っていきたい部分が大きい。
ネットが遅い|まとめ
インターネットの速度が遅いと仕事や動画を楽しむことに支障が出たり、ストレスがたまりがちになってしまいますが、原因がある程度分かってくれば、対処できるかもしれないので明るく考えることができそうですよね。
しばらくは我慢の時期が続くかもしれませんが、環境を改善するための参考になれれば幸いです。
みなさんのネットが遅いことを改善できるように祈っております。