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【初心者向け】PDCAは古い?役に立たない?成果は出るの?に応えてみた

*本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

こんな方にオススメの記事です

  • PDCAは古いとか、役に立たないとか聞くけど実際はどうなの?
  • 初心者にOODA、PDRとかは役に立つの?
  • 読了目安:8分

 

 

相談者さん
PDCAは古いとか役に立たないとか聞くけど、実際はどうなのかな~?

 

そういった疑問にお答えします。

 

タケモト
【この記事の信頼性】
・社会人経験20年以上
・PDCAはもちろん、様々な改善の方法を学び実践してきた。

 

自己啓発の本などで最近取り上げらえることが多い話題だと思いますし、職場でも上司によって意見が変わったりして困ることも多いのではないでしょうか?

 

早速、僕の回答からお伝えすると「PDCAは確かに新しくは無いが、役に立つし使いやすく成果も出せる」と思っています。

 

むしろ、スペックが高い社員さん以外が多い会社だと、しっかり教育してPDCAをメインに使った方が良いとさえ思っています。

 

他の手法がダメという訳ではなく、PDCAにも良いところがあり、その良いところが他の手法でも取り入れることができればさらに良くなると思っている感じです。

 

このブログを読めば、失敗しやすい部分や考え方が分かってくると思うので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

今回はPDCAなどの手法についての詳細ではなく、PDCAがまだまだ使えるという部分にフォーカスして記事を書いていきたいと思います。

 

では、ここから深く掘り下げていきますね!

 

PDCAがなぜ古い、ダメだと言われるか?

 

これに関しては、PDCAの設計が1950年代くらいなのでそういった意見が多く、またサイクルを回す(検証)するのに時間がかかるからと言われています。

 

先に比較される代表的なサイクルでOODAとRDRに関しても、どういうサイクルかまとめておきますね。

 

PDCAサイクル

  1. P:Plan(計画)
  2. D:Do(実行)
  3. C:Check(評価)
  4. A:Action(改善)

 

OODAサイクル

  1. O:Observation(観察)
  2. O:Orientation(方向性の決定)
  3. D:Desision/Hypothesis(決定)
  4. A:Action(行動)

 

PDRサイクル

  1. P:Prep(準備)
  2. D:Do(実行)
  3. R:Review(見直し)

 

似てるような似てないような感じかと思います。

 

次の項目でもう少し細かく解説します。

 

各手法の考え方などの違い

各手法の違いをザックリと説明していきますね。

こうやって工程だけを見比べると、同じように見える部分も多いかと思いますが、実は考え方が大きく違って

PDCA
・数値化、可視化されたものでサイクルを構成。
・気持ち、感情は除外し数値を追求する。
・なるべく起こりそうな事態を想定し盛り込んでおく。

 

OODA、PDR
・数値化や可視化も大事だが、直感(根拠があって、こう思うからこう行動したい)
といったこともありえる。
・突発的に起こったことも、後から加味し目標達成までの計画を修正する。

 

PDCAは主に長期計画寄りで「そのサイクルを決めたらそれを遵守して改善を目指す仕組み」となり、後者はどちらかというと短期イメージで「途中で柔軟に対応してもいいよ」といったものになります。

 

ぶっちゃけ、そんな感じなので比べる対象でもないのかなとさえ思える部分があります。

 

なぜPDCAが今でも有効か?

 

これは、最初の項でも簡単にお伝えしましたが、PDCAだと「誰にでも考えれて使いやすく、失敗しにくい」というポイントがあるからなんです。

 

ポイント

だれでも使えるのは嬉しいですね! 

 

OODAやPDRは、感情(直感)で改善して良いところがシビアで、その社員さんの考え方で成功も失敗もすることから再現性を見出すのが困難な場合が多々見受けられます。

 

注意ポイント

それぞれの社員さんの経験値やタイミングで成否が分かれることも。

 

もちろん、ある程度早く改善するためのサイクルを回すのはOODAやPDRだとは思いますが、早く回せばよいとなってしまうと「手段を回すことが目標になる」というありがちな失敗に陥ってしまいます。

 

早い方が報告の際も見栄えも良いし、良い結果になれば評価もされると思いますが、そのサイクルが適正に回っているか?目標の達成のためになっているか?は、時折立ち止まって確認してみることをオススメします。

 

【まとめ】
・PDCAは、時間がかかりやすいが扱いやすいというメリットがある。

・OODAやPDRは、人によって結果に差が出るリスクもある。

 

PDCA、OODA、PDRに共通する気を付けたいポイント

 

今回紹介した3つの改善手法に共通する気を付けたいポイントを紹介すると「改善する目標、期間などを明確にすること」です。

 

ありがちなのが、例えば営業職でPの部分が「商談を頑張る」ですと、かなり弱いものになると言えます。

・そもそも目標(=ゴール)は何か決まっているか?
>売り上げを昨年同月比〇%にしたいとか。

・商談件数を増やすのが目標なのか?

・成約率を上げたいのか?

・商品の販売数を増やしたいのか?

 

等などもっと細かく考えていきたい部分があります。

 

他にも、いわゆる「5W1H」な部分もできるだけ具体的な日付や数値にするべきで、
これはどの手法にしても共通の課題です。

 

参考

目標や行動は、出来る限り数値化、視覚化するように心がけましょう

 

これをしっかり事前準備として取り組んでいないと、PDCAサイクルを回しただけで満足することになっていることも多く、要注意していきたいポイントです。

 

そして「ゴールとブレが生じてないか?」もしっかり確認しながら作業を行いましょう。

 

目標と手段を間違ってしまっていることも多々見受けますので、言い方をPDCAで目標やゴールをGとしたら

 

G P G D G C G A

 

これくらい確認しても大げさじゃないかもしれないと、僕は思っています。

 

目的と手段の入れ替わりには気づきにくいので、注意してくださいね。

 

【まとめ】
・各改善プランにて考える目標などは、なるべく明確な数字にして考える。
・目的と手段が入れ替わってないか、時折確認する。

 

まとめ

 

PDCAは時代遅れと言われて久しいですが、日本ではPDCAが強く根付いているので、OODAやPDRの良いところを取り入れる感じの方が良いのかもしれませんね。

 

どの方法にもメリットとデメリットがあり、どれが良いと一言で言えるものではないと思いますが、色々と試してみて、みなさんの仕事の効率化やスキルアップのための考えに取り入れてみてください。

 

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