こんな方にオススメの記事です
- 勉強を頑張っているが、イマイチ成果を感じにくい。
- 同じ参考書の勉強をやり直しすることが多いので、改善したい。
- 読了目安:8分
仕事から帰宅後の学習などで「頑張っているのになかなか覚えられない」「資格の参考書なども何回もやり直さないと覚えれなくて」と相談をうけることがあります。
そういう方の話をしっかり聞いてみると、ある共通点が見えてきました。
その共通点に対して少し考え方を変えてみることで、勉強の成果が段違いで上がる人も多かったので文章にしてみました。
【この記事の信頼性】
・20年以上の社会人経験。
・新人教育や管理職も多数経験。
結論から伝えると、失敗している人の共通点は「勉強の時間を、どれだけ勉強すると決めて勉強している」ということが多かったです。
それでは、続きで掘り下げていきますね。
大人の勉強が身に付かない原因
それでは「勉強の時間を、どれだけ勉強すると決めて勉強している」とはどういったことか説明すると「毎日30分勉強する」という感じに先に勉強時間を決めて学習に取り組むスタイルのことです。
僕の周りでも仕事から帰宅後に副業や転職のため、頑張って勉強をされている方が大勢いますが、共通の悩みは時間が無い、もしくは少ないという悩みを抱えています。
なので時間管理を大事にしながら学習してるつもりなのに、うまく成果を出せないそうなんですね...。
そこには先ほどお伝えした「勉強する時間を決めて勉強する」という行動が大きくかかわってきます。
ポイント
昔の学生の頃のことを思い出してほしいのですが、おそらく勉強に関しては「宿題が終わるまで」とか「テスト範囲をここまで頑張る」のような、学習範囲を決めて勉強に取り組んでいたのではないでしょうか?
例えば参考書を勉強するとして、
【日々の勉強プラン、どっちがよさそう?】
1、30分勉強する。
2、第〇章を理解するまで勉強する。
1、の方だと知らず知らずのうちに「30分勉強することが目的」になってしまっている場合が多くみられるんです。
しかも、勉強自体を頑張っているのは嘘でもなんでもないので努力した気持ちにはなれてしまいます。
努力自体は素晴らしいのですが、30分という時間を決めての学習なので、具体的に覚えたい目標がないままの勉強だと結果は出にくく、成果だけでいうと失敗となることが多いようです。
【まとめ】
・日々の勉強は、時間よりも「どこまでやるか?」の範囲を決めて取り組みましょう。
・勉強した気になって満足してないか?と自己分析もしてみましょう。
時間と学習の深さや効率はどっちを優先するべきなの?
この質問に対して、僕は最初のうちは時間効率を考えず「どうやったら学習が身に付きやすいか?」を意識することをオススメします。
もちろん時間効率も、どちらもすごく大事な要素にはなっていきますよね。
じっくり理解するまで勉強するのもよいですが、あまりに時間をかけすぎても最初の頃の学習したことを忘れてきたり、効率が悪くなってしまうことも否めません。
ただ、繰り返しになりますがここに関しては初めは「少し時間がかかっても、区切りが良いところまで学習する」という方法が良いかと思います。
注意ポイント
もちろん各人でのバランス感覚になりますが、最初から効率化や時間を短く覚える事に集中しすぎると先ほどの「勉強することが目的」「勉強したことで満足」ということになりかねません。
最初は「今日は、5ページまでが区切りがいいからここまでやってみよう!」と勉強を始めてみて、どれくらいの時間がかかるか?を理解してみましょう。
もし1日のうち最大で勉強時間が30分なのなら、2ページとか3ページとが無理がない量で取り組んでみることで、勉強の内容をどうやったら身に付きやすく学習できるか?の自分に合った方法をみつけることにつながっていくはずです。
【まとめ】
・時間も内容も大事ですが、最初は「内容」を優先しましょう。
・時間効率は、後からでも身につけれるので大丈夫です。
まとめ
忙しい時間の合間を縫って勉強を頑張っているので、なるべくやり直しにならずに効率的に学習していきたいですよね。
最初は、時間を決めて学習しないことに抵抗がある気持ちも分かりますが、まずは範囲を決めて勉強を始めてみてください。
少ない量からでいいので、範囲を決めて理解度を高めることで勉強をした気になるのではなく、正しい達成感を得られることにつながっていき、挫折の阻止にもつながっていきます。
僕自身も新しいジャンルの仕事や勉強に挑戦するときには、時間の効率化よりも「ここまではやる!」のように範囲を決めて学習スタートするようにマインドセットしてから取り組んでいます。
今回の記事が、勉強を頑張ってるけどうまくいかない方の成果につながるよう祈っております。